ごあいさつ

ドリームサテライトプロジェクト
プロジェクトリーダー

菊池  秀明
ASTREX 航空宇宙技研 会長

宇宙はまだまだ遠い存在だと思っていませんか?

「宇宙時代…まだ先の話、夢物語??」
「でも、ごく限られた人たちだけですよね」
「憧れるけど簡単に関われるわけでもないし…」

では、こうしましょう!!

宇宙大好き少年、星占い大好き少女が1万円ずつ出し合って、1000人集めて一緒に人工衛星を打上げましょう。10センチ角のキューブサット1Uクラスだと、人工衛星500万円+打上げ費用500万円で、合計1000万円でいけちゃいます。関わり方は、応援団的な参加から技術的に深く関わりたい方まで自由です。参加費は一人1万円のみ!それ以上も以下もありません。

自分たちの衛星を手のひらに載せて記念撮影、そして皆で宇宙へ送り出しましょう!!ロケットによる宇宙への打上げの瞬間、そのすざまじいまでのエネルギーと感動をいっしょに分かち合いましょう!!

形、いろいろ、一緒に宇宙へ想いを馳せてみませんか?

このプロジェクトは宇宙への最初のほんの一歩にしか過ぎませんが、きっと、こんな一歩から本当の宇宙時代が始まるのです。みんなで宇宙を体感し、そして一緒に伝説をつくりあげましょう。その仲間になって頂ければ嬉しいです。

 

ドリームサテライトプロジェクト
技術顧問

田原  弘一
大阪工業大学 工学部 機械工学科 教授

40年前、当時、私が中学生だった時、テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」が大ヒット中、私はそれを見て宇宙に憧れ、将来、宇宙開発に携われたらいいなと思った。

その後、宇宙開発の進展は目覚ましく、20-30年後には、月面基地の建造、有人火星探査など大型プロジェクトが国際協力のもとに遂行される予定である。

こうした動きの中、もう一つの宇宙開発が胎動し始めた。宇宙が身近になり、一般の民間メーカや大学組織による宇宙開発、人工衛星の打上げがなされるようになってきた。
日本では、東京大学や東京工業大学などが先陣を切り、超小型衛星の開発・打ち上げ、関西でも東大阪の宇宙開発共同組合「まいど1号」、大阪工業大学「プロイテレス1号」、大阪府立大学「オプサット1号」の衛星打上げがなされた。

さらにこの関西における活動を一般の方々に展開し、宇宙が身近で誰でも手が届くことを認識して頂き、自由に宇宙を楽しんで頂くために、「ドリームサテライトプロジェクト」を推進することとなった。

超小型衛星「Dream Sat 01」は、現在、大阪工業大学、大阪府立大学、神戸大学などの学生が中心になり、最先端技術を駆使し製作が進められており、一般の方々へのお披露目ももう間もなくである。

関西の、いや日本中の宇宙大好き全員が集まり、ドリームサテライトプロジェクトを応援頂きたい。

ドリームサテライトプロジェクト
プロジェクトマネージャー

大島  逸平
神戸大学大学院 海事科学研究科

宇宙を取り巻く環境は劇的に変化し続けています。

宇宙ステーションに人が行く手段はNASAが作ったスペースシャトル、ロシア(旧ソ連)のソユーズが代表的でした。
しかし,いまやスペースXなどの民間企業が宇宙に物資を輸送するなど,国による宇宙開発から民間による宇宙開発へと大きな変遷をたどっています。
日本でもインターステラテクノロジズといった民間企業が宇宙まで物資を輸送するロケットの開発に勤しんでいます。皆宇宙への純粋な思いを胸に活動しています。
このような活動がテレビ、ニュースで大きく報道されていますので、宇宙に興味をもった人たちも増えてきているのではないかと思います。

「僕もやってみたい!私もやってみたい!」
「でもまだ早いかな?」
「動きだすのはもう遅い?」

と不安に思われる方も当然いると思います。
だからこそ最初の第一歩を私たちと歩んでみませんか?
人工衛星を開発したり、衛星と交信する設備を整備したり、人工衛星から得たデータの使い方を考えたり、イベントをしたり、皆と時を同じくする、たったそれだけでも心強いです。
一人でも多くの思いを共にする仲間が増えるとうれしいです。
私たちと一歩前に進んでみましょう!
私たちにしかできないことをやってみましょう!